Forkwellはエンジニア採用に特化した転職サービスです。
採用を行う上で「スカウトメールの返信率が低い」「採用したエンジニアがすぐ離職する」などの採用課題を抱える企業が多いものです。
本記事では、以下について解説いたします。
- Forkwellの特徴
- Forkwellがエンジニアに支持される理由
Forkwellを導入した企業についても解説しているので、ぜひ記事を参照しながらForkwellの導入を検討してみましょう。
IT・Webエンジニア人材に特化した求人サイトForkwell
Forkwellは株式会社groovesが運営しているITエンジニア向け転職サービスです。
以下3つのサービスで構成されています。
サービス | 内容 |
---|---|
Forkwell Portfolio | 求職者のポートフォリオ(個人開発したプログラム、情報発信したスライドなどの実績)作成を支援する機能。 |
Forkwell Jobs | 求人サイト |
Forkwell Scout | Forkwell Jobsのスカウト機能 |
「Forkwell Jobs」を中心に、ポートフォリオ作成支援やスカウト機能を備えています。
Forkwellの特徴1:エンジニア採用に特化したスカウトサービスである
エンジニアの登録時に経験言語やスキルを登録することはもちろん、GitHubというクラウドでソースコードを管理するツールのアカウントを連携させられます。
GitHubのコミット(ソースコードをアップした)履歴をもとにForkwell portfolioが自動で紹介文を生成してくれます。
アピール力に課題があるエンジニアを発掘することが可能です。
また複数の職種の1つとしてエンジニアが用意されているわけではなく、エンジニアのみ登録できる内容になっている点も特徴。
具体的には以下の登録内容を設けることで、実力のあるエンジニアを発掘しやすい環境が提供されています。
- GitHubアカウントの連携
- 主な技術の経験
- 希望技術
GitHub連携を行うことでエンジニアの現実的なレベルを把握できるでしょう。
Forkwellの特徴2:転職意欲とスキルレベルともに高い即戦力がそろっている
IT勉強会を開催して転職顕在層を集客することで、意欲・スキルともにハイレベルな人材の集客を実現しています。
「connpass※」ではForlwellのコミュニティーが用意されており、数万人を超えるコミュニティーへ拡張しました。
※:IT勉強会のスケジュール管理や告知を行えるプラットフォーム
有名エンジニアを講演のスピーカーに招いたり、勉強会の開催に力を入れています。
こうしたつながりから転職意欲やスキルが高い人材をForkwellの集客へつなげているといえます。
Forkwellの特徴3:エンジニアへ効率良くアプローチできる
Forkwellでは求職者データベースや経験言語、スキルのレベルで検索できるシステムがあります。
検索システム以外にも意思表示がかんたんにできる点も魅力。
- いいね
- 直接会いたい
求職者に対して上記の意思表示をボタン一つで実現できるため、求職者へ効率よくアプローチできる仕組みを持っている点がForkwellの強みの1つといえます。
Forkwellの強み
Forklwellの持つ強みについて解説します。
前述した特徴を少し掘り下げてみましょう。
即戦力かつ転職顕在層にアプローチできる
- 即戦力のエンジニアを採用したい…
- いいエンジニアがいるけど採用意欲が低くてイマイチ反応が悪い…
上記の不満はIT企業の人事ではよくある悩みではありませんか?
Forkwellは即戦力、転職顕在層へアプローチ可能です。
Forkwellは4,7000人の求人データベースを保有しています。
求職者の全員がプログラミング経験者であり、データベースに登録されているうち75%を即戦力人材が占めるというデータが出ています。
前述したIT勉強会コミュニティー経由で転職顕在層を集客することで、転職意欲の高い求職者へアプローチすることができます。
スカウトメールの開封率・返信率の高さ
採用のゴールを達するためには求職者と接触しなければ始まりません、スカウトメールの開封・返信はゴール達成に必要なプロセスといえるでしょう。
Forkwellではスカウトメールの開封率・返信率ともに優秀です。
- 開封率が70%
- 返信率が22%
高い開封率を維持している理由はエンジニア目線に立ったスカウトメールにあります。
スカウトメールの送信頻度は1日1回、一括送信を排除したスカウトメールシステムなので求職者にストレスを与えない仕組みです。
自社にマッチしたエンジニアと出会える
エンジニアを採用できても定着率の低さに悩んでいる担当者も大勢いらっしゃいます。
Forkwellでは、ポートフォリオ作成時に求職者のビジョンを明確にします。
具体的には「やりたいこと・目指したいこと」という項目があり、記載をうながしています。
「やりたいこと・目指したいこと」は転職意欲が高い人材なら埋める項目でしょう。
- 求職者が転職に何を望んでいるのか?
- 自社は望みをかなえられるのか?
上記を精査することで定着率の高さを実現していると考えられます。
「細かく求職者を精査する時間がない…」という担当者でも効率よく定着率の高いエンジニアを発掘できるでしょう。
ポートフォリオには求職者の個人ブログやSNSを連携できます。
Forkwellの持つAIが求職者にまつわるキーワード(Python、テストエンジニア、PM経験あり。など)を一覧化してくれるため、キーワードを確認するだけでも求職者のビジョンを把握できます。
Forkwellが求職者に選ばれる理由
Forkwellが求職者から選ばれる理由について、3つのポイントから解説します。
スカウトメールや求人検索は一見すると普通のサービスに見えますね。
しかしForkwellは「エンジニア目線」を取り入れることで、他社との差別化を図っているといえます。
カテゴライズされたメールで求職者が期待感を持てる
Forkwellのスカウトメールは内容が具体的で、求職者の興味を惹かせる点が特徴。
具体的には以下のタイトルで求職者へメールが送信が行われる仕組みです。
- 新しいスカウトが届いています
- 「今週一番会いたいエンジニア」に選ばれました!
単純に「スカウトが来ました」という内容ではなく、スカウトの種類に応じて求職者へ細かくメールを送信してくれます。
求職者へ期待感を持たせる工夫がなされているのもForkwellの特徴といえます。
細かい条件設定で転職者の希望を反映させやすい
Forkwellの求職者画面を見て驚く点が検索条件です。
具体的には以下の通り細かく指定できます。
- PHPやPythonなどの言語
- フレームワーク単位
上記以外にもForkwellではさまざまなこだわり条件を設定できます。
- 椅子が定価6万円以上
- 自社サービス開発
- SIer在籍者歓迎
上記の条件が並んでいるため、一見すると目を引くといえるでしょう。
「ユニークな条件で人目を引いているだけだ」と思われがちですが、エンジニアのニーズを分析した結果このような条件を設定していると考えられます。
受託開発SIerから自社サービス開発の会社に転職を考える場合、「自分が通用するのか?」という悩みを抱くことがあるので上記の検索条件があるだけで転職へのハードルが下がります。
転職者主体のコミュニケーションが取れる
Forkwellでは「いいね」をつけられる他に、以下の意思表示で求職者とコミュニケーションが取れる点が特徴です。
- 話しを聞きたい
- コードを見てみたい
オンライン・オフライン問わず「いきなり面談」を避けるエンジニアが多い中、こうしたコミュニケーション手段を用意しているのは求職者であるエンジニアに対する配慮ができている証拠。
特筆すべきは「コードを見てみたい」です。
常駐SEから自社開発の”web系企業”へ入社できても転職先のソースコードが汚く作業効率が悪い、言語が古いマイナーなシステムの保守を任されてモチベーションが下がることがあります。
入社前にコードを見ることで転職先の「リアル」を知ることができるため非常にありがたいシステムといえます。
このような理由からForkwellは求職者に選ばれているといえます。
企業の採用担当者がForkwellでできること
ここではForkwellで行える採用活動について解説します。
いずれも他の媒体と共通する部分が多いですが、エンジニア目線を重視するというForkwellの武器が大いに生かされています。
求人票の掲載
Forkwellはエンジニア採用に特化したサイトです。
求職者であるエンジニアのニーズを蓄積しノウハウを構築しているため、求人票にもノウハウがふんだんに施されています。
例えば求人票の中には以下の項目が用意されています。
- 採用されたら使う技術
- その他、現場で使われている技術
プログラム言語やフレームワーク、SVNやgitなどソース管理ツールの情報を一覧で分かりやすく提示できるでしょう。
フォーマットも以下の項目が用意される徹底ぶりです。
- 開発体制
- 開発環境
- エンジニアの裁量
- チームの構成
- コード向上の取り組み
これらはエンジニアの日常生活と密接にかかわる情報です。
Forkwellはエンジニアの細かいニーズを蓄積することで、エンジニアにとってほしい情報を載せた求人票フォーマットを確立しました。
エンジニアのデータベース検索
47,000人のデータベースから自社の開発状況にあったエンジニアを検索できます。
前述した通り転職顕在層・即戦力人材が多く在籍している他、スキルレベルに応じて細かい条件で検索可能です。
「○○の項目について詳しく知りたい」と思えば、求職者にコンタクトを取ることができます。
スカウトの送信
スカウトメールについても工夫されています。
エンジニアに限らず、「スパム的なメール」「長文」は開封すらされません。
Forkwellは以下の配慮がなされています。
- スカウトメールの一括送信禁止
- スカウトメールは500文字制限されている
スカウトメールを作成する側にもエンジニア目線の配慮が取り入れられています。
- エンジニアのプロフィールを見ながらスカウトメールが作成できる画面デザイン
- スカウト理由をチェックボックスでチェックすることでスカウト内容がぶれない
エンジニア個人に寄り添ったスカウトメール作成が可能です。
Forkwell採用活用事例
ここではForkwellを採用活動に導入した事例を紹介します。
株式会社CyberAgent
株式会社CyberAgentはインターネット広告やアプリ開発、エンターテインメント事業を展開しています。
Amebaブログをはじめ、Abema TVやAmebaマンガで注目。
Forkwellは、エンジニアやデザイナーなどのIT関連職種に特化したスカウトサービスです。
同社では、Forkwellを活用することで、求人掲載の効率化や採用活動の最適化に成功しました。
Forkwellは、自社サイトや他の求人サイトに比べてアクセス数が多い点に着目。
エンジニアの母集団を形成することでターゲット層にリーチしやすく、質の高い応募者を獲得することができたとされています。
株式会社ウェザーニューズ
株式会社ウェザーニューズは、天気情報を提供する企業であり、多岐にわたるエンジニア職種の採用を行っています。
Forkwellは、技術スタックやポートフォリオなどの情報を元に、求職者に対してオファーを出すスカウトサービスです。
同社では、Forkwellを活用することで、ターゲット層にリーチすることができ、採用ニーズに対応することができたとされています。
また、スカウト機能が強力であることから、人材採用のスピードアップにも貢献しているとされています。
株式会社エイチーム
株式会社エイチームは、スマートフォン向けアプリやWebサービスの開発、運営を行っています。
Forkwellは、ITエンジニアの採用に特化したスカウトサービスであり、活用することで、採用活動の効率化や新規採用者の質の向上につながったとされています。
具体的には、Forkwellのスカウト機能によって、高い技術力を持つ候補者にアプローチすることができ、適正な条件で採用することができたとされています。
また、採用活動のスピードアップやコスト削減にもつながっているとされています。
IT・エンジニア人材を獲得するために
今回は転職サイトForkwellの特徴について解説しました。
Forkwellはエンジニア採用に特化したサービスで、即戦力人材かつ転職顕在層への効率的なアプローチが可能です。
数万人規模のIT勉強会コミュニティーを運営し、日々多くのエンジニアとの接点を持っている同社だからこそ市場価値の高いエンジニアの情報を持つにいたりました。
スカウトメールにも求職者に読まれる工夫がなされており、あえて「メール送信数が1日20通まで」「文字数は500文字以内」という制限を持たせることでスパム化させずに求職者にストレスを与えません。
採用課題に多い開封率の低さを解決しているといえるでしょう。
採用後のミスマッチを防止する仕組みとして、求職者のポートフォリオにはビジョン(やりたいこと・目指したいこと)を明確にする項目を設けて志向性が合うかをジャッジ可能です。
「エンジニア採用自体が初めて」という企業にはカスタマーサクセス(アドバイザー)が採用方針、求人票やスカウトメールの添削を行うため安心して採用活動を行えます。
さらに数々の導入企業からも「成功報酬がかからない」という意見があり、コスト面でもおすすめの転職サイトです。